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”氷川まりこ”の能楽鑑賞入門 第14回「能『天鼓』を読み解く」2022年10月28日(金) 17時30分~19時 国立能楽堂大講義室
中国 後漢の時代。天から降ってきた不思議な鼓をもつ少年・天鼓は、鼓を差し出せという皇帝の命令を拒んだため、川に沈められてしまいます。以来、その鼓は誰が打っても鳴ることはありませんでした。やがて、召しだされた天鼓の父が鼓を打つと――。
理不尽に子を奪われた父の悲しみ。けれど作品はそこに留らず、何物も奪うことができない“心の自由”に目を向けます。鼓の音は、その“心の自由”の象徴ともとることができます。利己と利他、使い方次第で人を幸せにも不幸にもする権力と、音楽の関係についても考えます。
開催日時:令和4年10月28日(金)17時30分~19時(17時開場)
場所:国立能楽堂 大講義室(渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
講師:氷川まりこ
参加費:一般3,000円 /R会員2,000円/S会員¥1,500
青少年¥1,000(満12才~26才未満)
定員:80名(要予約)
◆《参加申込》 伝統文化交流協会
下部予約フォームより以下ご記入の上お申込下さい。
【イベント名「10/28能楽鑑賞入門」/ お名前 / 電話番号 /
メールアドレス/ 予約人数】
後日、受付確認メールにて代金振込のご案内をお送りいたします。
◆講師プロフィール:氷川まりこ(伝統文化ジャーナリスト)
横浜エフエム放送で開局準備から番組の企画・編成を担当。
その後、フリーの放送作家、雑誌記者、編集者として幅広く
トレンドの取材を重ね、1990年代以降は、能楽を中心に、
茶、花、香、禅など室町期の東山文化の芸道、芸能を専門
として、書籍や記事の編集・執筆、レクチャーなどを行なっ
ている。豊かな経験と取材に裏づけられた知識を基に、多岐
にわたるジャンルを縦横につなげて時代や文化をまるごと
とらえる力は評価が高く、多くの取材の指名を受けている。
◆国立能楽堂公演のチケット手配も!
講座受講者でご希望の方には、取り上げた作品が上演される国立能楽堂定例公演の正面席チケット(有償・割引料金)をご用意いたします。
上記講座申込と合わせて「天鼓チケット何枚」とお申込下さい(受付締切:10月14日)。
お渡しは10/28の能楽鑑賞入門講座会場となります。
12月16日(金)17時30分開演 定例公演
狂言『樋の酒』(山本則孝/大蔵流)、能『天鼓』(本田光洋/金春流)
主催:一般社団法人 伝統文化交流協会
共催:古典の日推進委員会
特別協力:ジャポニスム振興会