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能楽鑑賞入門 第16回「『枕慈童』を読み解く」2022年12月15日(木) 14時~15時30分 国立能楽堂大講義室
慈童は、自らが菊の葉に皇帝の枕をまたいだ罪で深山に配流となった寵童・慈童。はるかな時が過ぎ、麓に湧き出た霊水をたずねて山に分け入った皇帝の勅使は、そこで700年の齢を生きた書きつけた妙文が滴る露となり、それを飲むことで不老不死の身となったのだと語ります。そうして、御代を寿ぐ舞を舞い、この薬水を当代の皇帝に奉りまつります。
不老長寿のめでたさを中心とした祝言曲として上演される作品の奥に、険しい山奥でひとり、700年という時間を生きてきた慈童の心に想いをめぐらせてみたいと思います。
開催日時:令和4年12月15日(木)14時~15時30分(13時30分開場)
場所:国立能楽堂 大講義室(渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
講師:氷川まりこ
参加費:一般3,000円 /R会員2,000円/S会員¥1,500
青少年¥1,000(満12才~26才未満)
定員:80名(要予約)
◆《参加申込》 伝統文化交流協会
下部予約フォームより以下ご記入の上お申込下さい。
【イベント名「12/15能楽鑑賞入門」/ お名前 / 電話番号 /
メールアドレス/ 予約人数】
後日、受付確認メールにて代金振込のご案内をお送りいたします。
◆講師プロフィール:氷川まりこ(伝統文化ジャーナリスト)
横浜エフエム放送で開局準備から番組の企画・編成を担当。
その後、フリーの放送作家、雑誌記者、編集者として幅広く
トレンドの取材を重ね、1990年代以降は、能楽を中心に、
茶、花、香、禅など室町期の東山文化の芸道、芸能を専門
として、書籍や記事の編集・執筆、レクチャーなどを行なっ
ている。豊かな経験と取材に裏づけられた知識を基に、多岐
にわたるジャンルを縦横につなげて時代や文化をまるごと
とらえる力は評価が高く、多くの取材の指名を受けている。
◆国立能楽堂公演のチケット手配も!
講座受講者でご希望の方には、取り上げた作品が上演される国立能楽堂定例公演の正面席チケット(有償・割引料金)をご用意いたします。
上記講座申込と合わせて「枕慈童チケット何枚」とお申込下さい(受付締切:12月2日)。
お渡しは12/15の能楽鑑賞入門講座会場となります。
2023年2月18日(金)13時開演 普及公演
解説、 狂言『釣針』(三宅右矩/和泉流)、 能『枕慈童』(出雲康雅/喜多流)
主催:一般社団法人 伝統文化交流協会
共催:古典の日推進委員会
特別協力:ジャポニスム振興会