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  • お申込は終了いたしました! 国立能楽堂・6月能楽鑑賞教室 2023年6月24日(土)午後2時開演

国立能楽堂・6月能楽鑑賞教室 2023年6月24日(土)午後2時開演

能楽は「現存する世界最古の舞台芸術」と言われています。
田植の神事などをはじめとする日本古来の芸能に、奈良時代に中国から
伝わった「散楽」と呼ばれる芸能が融合して猿楽が生まれました。
やがて猿楽は、仮面(能面)を用いた歌舞劇である能と台詞劇の狂言に
分かれてゆき、室町時代初期、観阿弥・世阿弥親子の登場によって現在の
私たちが観る能楽の大本が形づくられます。
同じ根っこから分かれた能と狂言はセットで上演するのが基本で、
現代では両者を合わせて「能楽」と呼んでいます。
歌舞と台詞、シリアスとコミカル、静と動ー能と狂言は表裏一体で、
互いを補いあうことでひとつの世界を完成させます。
 

◆解説「能楽のたのしみ」:本田布由樹(シテ方金春流)
 実演を交えた解説約25分
◆狂⾔「伯母ヶ酒」:井上松次郎(和泉流) 約20分
 酒屋を営む伯母のところへ甥が酒ほしさにやってくるのですが、
 「シワい」(ケチな)伯母はどうしても甥に酒を飲ませません。
 独特なことば遣いによるやりとりに面白さがあります。
◆能「羽衣」:辻井八郎(金春流) 約60分
 能「羽衣」は、能の代表的な演目で、駿河国(静岡県)の三保(みほ)の
 松原が舞台となり、松の木に羽衣が掛かっているのを漁夫が見つけるという
 シーンから始まります。衣を返す代わりに舞を所望する漁夫が、衣を得たら
 天女はすぐに天に逃げるだろうと⾔うと、天女は「いや疑ひは人間にあり、
 天に偽りなきものを」と答え、漁夫も素直に「あら恥ずかしや」と羽衣を返します。
 ここに能「羽衣」の清廉とした格調高さがあります。

お申込は終了いたしました!ありがとうございました。
日時:2023年6月24日(土)14時開演(終演予定16時)
場所:国立能楽堂
   〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
   ※JR千駄ヶ⾕駅徒歩5分
   ※大江戸線国⽴競技場駅A4出⼝徒歩5分
   ※副都心線北参道駅出⼝1徒歩7分
参加費:正面席3,300円 全席指定:お席の位置は当方にお任せいただきます。
募集人数:一般枠のみ30名(先着順)


能楽鑑賞教室について
「能には興味あるけど良く分からないという方に能楽(能・狂言)に親しみを持ち、
その素晴らしさを体験していただきたい」という趣旨からこの能楽鑑賞教室は
企画されています。

参加申込み:Tpac:伝統文化交流協会 】
 下部の予約フォームより、
 『イベント名「6/24能楽鑑賞教室」/お名前/電話番号/
    メールアドレス/申込人数 
』をお知らせください。
   後日、代金振込のご案内メールをお送りいたします。


主催:一般社団法人伝統文化交流協会
後援:歴史街道推進協議会
 

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