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歌舞伎座花篭講座 【能役者が語る能の名品・第7回「卒都婆小町」】 2023年6月10日(土)14:30開始 歌舞伎座3F花篭ホール

 「能の名品」シリーズ、通算第七回となる今回は、歴史に名高い美貌
の才女、小野小町が老いて落魄した後の物語、いわゆる小町伝説から成る
「卒都婆小町」です。朽ち木の如き肉体になおも宿す小町のプライドと悲哀、
深草少将の妄執の行方は如何に…。小町物、老女物の魅力、難しさを、
謡の実演なども交えてお話いただきます。
   

日時:令和5年6月10日(土)14時30分開始 
   (14時開場 / 16時頃終了)
 会場:歌舞伎座3階 花篭ホール
 参加料:一般4,000円
   【R】レギュラー会員3,000円/【S】賛助会員2,000円
    青少年1,000円(満12才~26才未満)
講師:味方 玄(観世流シテ方)

【能役者が語る、能の名品】
 十四世紀から途切れることなく継承され続けている
舞台芸術としてユネスコ無形文化遺産第一号に指定
される能楽(猿楽)は、日本ならではの神仏習合の信仰、
もののあわれ、幽玄の美意識が凝縮された日本文化の
根幹ともいえる芸能です。
 京都を拠点として活動を広げる能楽師・味方玄氏による
歌舞伎座花篭講座。今期は、前シーズンご好評を得た
「能の名品」シリーズを継続。演者目線で選んだ、
味方氏セレクトによる名品六作品を深掘りしていただきます。

   
   
観世流能役者。1966年京都生まれ。能楽師味方健の長男。
幼少より父に手ほどきを受け1986年、故片山幽雪(人間国宝) に内弟子入門。
幽雪(九世九郎右衛門)、十世九郎右衛門に師事。
1991 年、独立。2001年、「京都市芸術新人賞」受賞。
2002年、KBS 京都テレビにて能楽入門番組「能三昧」(全 28 回)を監修・ 出演。
2003年、新作能「待月(つきまち)」の脚本を手がけ、シテを演じる。
2004年「京都府文化賞奨励賞」受賞。
2011年、重要無形文化財(総合)認定。京都・東京における個人主催の会「テアトル・ノウ」を始め数多くの演能と能楽の普及活動、企画・演出・プロデュースもこなし、国内外を問わず幅広く活動を続ける。                  
著書『能へのいざない』(淡交社刊)
2022年度「第四十四回観世寿夫記念法政大学能楽賞」受賞。
公式サイト https://theatrenoh.com/

主催:一般社団法人伝統文化交流協会       
共催:古典の日推進委員会
特別協力:歌舞伎座サービス株式会社・ジャポニスム振興会

 

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