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能を読み解く第四回『実盛』2023年10月7日(土)14:00開始 国立能楽堂大講義室

加賀の国・篠原(現在の石川県加賀市)を訪れて説法をする遊行上人の前に
現れた老人は、かってこの地で最期を遂げた老武者・斎藤別当実盛の亡霊でした。
源氏方の武士でありながら後には平家に仕えた実盛は、故郷の越前に近いこの
篠原での合戦に、齢七十を過ぎて臨みました。出陣に際し、「錦を来て故郷に帰る」
という中国の故事をひいて、大将だけに着ることが許される錦の直垂の着用を
願い出て、老いの身を敵に悟られないよう白髪を黒く染めて戦い、討死します。
素性を隠すようにして戦い、果てた実盛の心中にはどのような思いがあったのか。
実盛という老武者をめぐる武士たちのドラマを読み解きます。
 


開催日時:令和5年10月7日(土)14時00分~15時30分
場所:国立能楽堂 大講義室(渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
講師:氷川まりこ
参加費:一般4,000円 /R会員2,500円/S会員2,000円
            青少年割引1,000円(満12才~26才未満)


◆《参加申込》 伝統文化交流協会 
 下部予約フォームより以下ご記入の上お申込下さい。
【イベント名「10/7能を読み解く」/ お名前 / 電話番号 / 
   メールアドレス/ 予約人数】
  後日、受付確認メールにて代金振込のご案内をお送りいたします。


◆国立能楽公演のチケット手配も!
講座受講者でご希望の方には、国立能楽堂普及公演の
正面席チケット(有償・割引料金)をご用意致します。
講座申込と合わせて『普及公演 チケット何枚』とお申込みください。
(受付締切:9月22日)
お渡しは10月7日の「能を読み解く」会場となります。

国立能楽堂普及公演
令和5年11月11日(土)13時開演
解説:佐伯真一
狂言『竹生島詣』茂山千之丞(大蔵流)
能『実盛』朝倉俊樹(宝生流)

◆講師プロフィール:氷川まりこ(伝統文化ジャーナリスト)
 横浜エフエム放送で開局準備から番組の企画・編成を担当。
 その後、フリーの放送作家、雑誌記者、編集者として幅広く
 トレンドの取材を重ね、1990年代以降は、能楽を中心に、
   茶、花、香、禅など室町期の東山文化の芸道、芸能を専門
 として、書籍や記事の編集・執筆、レクチャーなどを行なっ
 ている。豊かな経験と取材に裏づけられた知識を基に、多岐
 にわたるジャンルを縦横につなげて時代や文化をまるごと
 とらえる力は評価が高く、多くの取材の指名を受けている。 

◆今後の講座予定
※()内はリンクする国立能楽堂公演
・12月13日(水)19:00-20:30 能を読み解く#5「巴」
 (1月19日(金)夜 能「巴」 西村高夫(観世流))
・2月19日(月)14:00-15:30 能を読み解く#6「志賀」
 (3月6日(水)昼 能「志賀」 佐野由於(宝生流))

主催:一般社団法人 伝統文化交流協会   
共催:古典の日推進委員会
特別協力:ジャポニスム振興会 

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